逸品〜VIP名産品〜
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★沖縄
石垣牛
沖縄県石垣島で生産肥育された牛肉。沖縄サミットの晩餐会で各国首脳に好評であったことで有名になりました。広大な自然と厳寒を知らない温暖な気候に恵まれて、年間5回は刈り取りのできる豊富な粗飼料を与えて育てられています
海ぶどう
沖縄の海で取れる緑色の海藻で、グリーンキャビアとも呼ばれます。直系1〜2mmで、ぶどうの様に小さな実がついており、プチプチとした食感が特徴
沖縄黒糖
1623年、初めてつくられた沖縄県産の黒砂糖。ミナラルやビタミンを多く含み、さとうきび汁に含まれる天然の栄養分もそのまま凝縮されています。沖縄県民に長寿が多いのは、昔からカルシウムやビタミンの豊富な黒糖を常用してきたことにもあると考えられている
沖縄そば
明治時代中期から始まった沖縄そばの特徴は、小麦粉100%にかん水を使用しるいるため、無機質のミネラルが多く含まれること。他の麺類に比べて塩分と水分が少なめで、独特の歯ごたえを持っています
喜如嘉の芭蕉布
糸芭蕉の現皮から繊維をとって織り上げる沖縄独特の織物。喜如嘉とは大宜味村の地名です。現在でも糸づくりの工程をはじめ、すべての工程を手作業でおこなう伝統を守り続けている。国の伝統的工芸品に指定されています
グルクン
奄美大島以南の岩礁域・珊瑚礁域に群生する沖縄県魚。白身の淡泊な味で、唐揚や刺身・塩焼きなどで食されています
サーターアンダーギー
沖縄を代表する揚げ菓子で、サーターは砂糖、アンダーギーは油で揚げたものという意味です。小麦粉・砂糖・卵で生地をつくり、小さく丸めて低温でじっくり揚げる。祝事に欠かせない菓子でもあります
シークワーサー
沖縄を中心に原生する柑橘で、昔から酢の代わりに使われたりジュースとして飲まれてきました。シィは酸、クァーサーは食べされるという意味です
首里織
首里に伝わる紋織や絣織物。14〜15世紀の琉球王朝は、東南アジアや中国との盛んな交流のなかで織の技術を習得。首里王府の城下町として栄えた首里では、貴族や士族用に色・柄を究極まで追求し、格調高く麗美な織物が織られました。国の伝統的工芸品に指定されています
ちんすこう
琉球王朝の時代、中国菓子と日本菓子が伝えられ、両方の製法を融合し琉球独自の菓子としてつくられたのがちんすこうです。「ちん」は珍しい、「すこう」は菓子という意味。釜で焼き、ラードと黒糖の風味が特徴です
壺屋焼
琉球王朝が海外交易を盛んにしていた14〜16世紀頃、中国や南方諸国の陶磁器が豊富に持ち込まれ、南蛮焼きの技術が伝えられたという。1682年、美里の知花窯・首里の宝口窯・那覇の湧田窯が合わさり壺屋焼が始まりました。国の伝統的工芸品に指定されています
豆腐よう
豆腐を泡盛・米麹・紅麹で発酵されたもので、濃厚なチーズのような味わいです。酒の肴に最適!
久米島紬
久米島で昔からの製法で生産された紬織物。真綿から手びきして紡いだ糸を、久米島の山野に自生するテカチ・グールなどの豊富な植物染料、泥染め技法によって染色します。一貫して一人で手作業でつくるのが特徴。国の伝統的工芸品に指定されています
宮古上布
沖縄県宮古島・多良間村でつくられる麻織物です。400年前の琉球王国時代、夫の出世に喜んだ妻が心を込めて布を織り、琉球王に献上したのが始まりと伝えられています。苧麻手紡糸を原料とし、琉球藍で染めてから織り上げる。光沢があり涼しげで、いつまでも色褪せないのが特徴。国の伝統的工芸品に指定されています
八重山ミンサー
綿糸を藍などで染めて経畝織に織った細帯。アフガニスタンから中国を経て伝わり、16世紀初頭には八重山地方でミンサーが織られていたとされています。通い婚の時代に女性から意中の男性に贈る習わしがあったロマンチックな逸品。国の伝統的工芸品に指定されています
読谷山花織
15世紀に琉球王国の御用布として織られ、当時は読谷住民以外の一般の人は着用することができませんでした。紋織りの一種で、木綿または絹を用い、藍・福木などを染料とします。布地の表裏がハッキリしており、裏側に紋の色糸が浮く。国の伝統的工芸品に指定されています
琉球泡盛
15世紀初めにタイから琉球王朝に伝わったと言われている。米焼酎に分類されていますが、一般的な米焼酎は白麹菌を用いるのに対し、泡盛は黒麹菌を用いて米をこうじにします。この米こうじと水だけを原料に、全量一度に仕込んで発酵させ単式蒸留機で蒸留する。この伝統が600年前から守られています。1995年に地理的表示の産地指定を受け、スコッチやバーボンなどと並んで世界的なブランドとなりました
★福岡
上野焼
福智町上野周辺で採掘された陶土を主原料として同地域でつくられる陶器。1602年、利休七哲の一人である初代小倉藩主・細川忠興が、朝鮮の陶工を招いて上野の地に登り窯を築いたのが始まりです。のちに徳川家の茶道指南役・小堀遠州が茶器をつくるために全国7ヶ所の窯元を選定した際、遠州七窯の一つとなりました。茶陶として発展した上野焼は薄くて軽く、灰釉・同釉・鉄釉を駆使した色彩美が特徴。国の伝統的工芸品に指定されています
梅ヶ枝餅
大宰府天満宮の名物!薄い皮に練り飴が入った焼餅で、梅の刻印が入っています。大宰府ゆかりの人物・菅原道真の飛び梅伝説にちなんで名付けられました
久留米絣
19世紀初め、久留米の少女・井上伝が一切れの木綿の古い布のかすれた糸から考案。その後、久留米藩が奨励して発展しました。紺地に白・青抜きの絣柄が特徴。国の伝統的工芸品に指定されています
小石原焼
東峰村小石原地区で採掘された陶土を主原料として生産された陶磁器。1682(天保2)年、3代福岡藩主・黒田光之が伊万里から陶工を招いて開窯。当初は地名から中野焼と呼ばれ磁器を焼いていたが、1800年頃から陶器を焼くようになり小石原焼と呼ばれるようになりました。生乾きの時に文様を彫る飛びかんな・刷毛目・樫目・流し掛けといった装飾の技法に特徴があります。国の伝統的工芸品に指定されています
博多織
鎌倉時代、博多商品が中国・宋に渡り織物技術を持ち帰ったのが始まりとされています。江戸時代に黒田長政が博多織の帯を毎年幕府に献上したことから、献上博多と呼ばれました。帯を締めると、固い絹織物独特の音である絹鳴がする。国の伝統的工芸品に指定されています
博多人形
1601(慶長6)年、初代福岡藩主・黒田長政による福岡城築城の際、粘土瓦を材料として瓦職人が人形を焼いて献上したのが始まり。江戸時代後半に正木宗七や白水武平などの名工が活躍し、全国に広まりました。白い素焼に繊細な筆使いで着色された土人形です。国の伝統的工芸品に指定され、海外へも輸出されています
八女茶
福岡県八女市周辺地域で生産した荒茶を仕上げ加工した緑茶で、特に玉露が有名!香り豊かで、濃く深い味わいあります
八女提灯
1816(文化13)年頃、荒巻文右衛門が山茶花(さざんか)や牡丹(ぼたん)などを単色で描いた素朴な提灯を場提灯と称して売り出したのが始まり。その後、江戸末期から明治時代にかけて手漉き和紙を使用するようになったり、一本の竹骨をらせん状に巻く一条螺旋式の技術や早描きの絵画法が考案され発展しました。国の伝統的工芸品に指定されています
★佐賀
有田焼
戦国時代末期の16世紀末、佐賀藩主が朝鮮出兵から連れて帰った陶工によって、有田泉山に磁器の原料である陶石が発見されたのが伊万里・有田焼の始まり。当時、ヨーロッパに向け伊万里港で積み出ししたため伊万里焼とも呼ばれていました。国の伝統的工芸品に指定されています
うれしの茶
1191年、臨済宗の開祖・栄西が、中国から持ち帰った茶の種を佐賀県の紙埼郡吉野ケ里町の山腹に蒔き、栽培や製造方法を伝授したのが日本の茶栽培の起源です。江戸時代初期の1651年、吉村新兵衛は嬉野町の山林を開拓して茶の栽培を奨め、嬉野茶の基礎を築きました。昼夜の気温差が大きく水はけもよい茶樹に適した嬉野は、茶の一大産地となった。日本茶では珍しい、クルッと丸まった茶葉が特徴。一枚一枚が丸く緑色の艶が深く、香りや旨みが強いという特徴を持ち、急須の中でゆっくりと開きながら旨みを抽出していくため、そそぐたびに味や香り、旨みの移り変わりを楽しめるお茶として人気です。蒸し製の玉緑茶と、釜炒り製の玉緑茶があります
小城羊羹
秀峰天山から流れる清水と厳選された小豆を使った贅沢な銘菓です。明治時代の日清戦争の際には、戦地に送られる食糧の中で唯一風味を失うことがなかったと言われ、全国的に有名になりました
唐津焼
唐津焼は楽焼・萩焼と並ぶ日本三大茶器の一つで、昔から茶人に愛されてきた茶陶です。手づくりにこだわり続け、現在でも飾らないシンプルな絵付けと温もりのある手触りが人気。国の伝統的工芸品に指定されています
佐賀錦
細く裁断した金・銀・漆を貼った和紙を縦糸、染色した絹を横糸として丹念に織り上げたものです。紋様は伝統的な網代・紗綾型・菱など多種多様。江戸時代からつくられ始め、明治時代初期に一時生産が中断されましたが、佐賀県出身の大隈重信によって旧華族の間で再興され評判になりました。当時は鹿島錦と呼ばれていたが、明治43年、日英大博覧会に佐賀錦として出品し、以後佐賀錦の名称が定着した。佐賀県伝統的地場産品です
佐賀のり
有明海の豊かな自然環境と高度な技術で育てられ、艶のある黒褐色、柔らかくてとろける様な甘さがあり口溶けもよいのが特徴です。国内で味・品質ともに高い評価を得ている。味付けのりにも加工され、その原材料は吟味と厳選を重ねて選ばれたものだけを使用。丹精込めてつくりあげたタレを用い、海苔の美味しさを最大限に引き出しています
白玉饅頭
佐賀県の代表的な蒸し饅頭です。名前の由来は、神功皇后(じんぐうこうごう)の妹である与止日女(よどひめ)が、白い玉のような男の子を産んだという伝説からきている。良質な佐賀米の米粉を練り、その中に小豆の餡を入れて蒸します。食べやすい一口大の大きさで、甘すぎない菓子である
丸ぼうろ
佐賀を代表する菓子で、300年前に南蛮菓子としてオランダ人によって伝えられました。やわらかくざっくりとした口溶けの良い美味しさが特徴です
★長崎
壱岐焼酎
大麦2/3、米1/3の割合で醸造した本格焼酎。麦の香ばしさと米の甘みが深い味わいを生み出します。1995年に地理的表示の産地指定を受け、スコッチやバーボンなどと並んで世界的なブランドとなっている
からすみ
ボラの卵巣を塩漬けし乾燥整形した珍味。形が唐墨に似ているところから名付けられたといいます。以前は朝鮮人参などと同じく不老長寿の薬として珍重され、江戸時代には代々徳川家へ献上されました。現在も、採取できる卵巣の数が少ないために高価な贈答品として知られています
五島うどん
長崎県西部の五島列島に、遣唐使船の往来時から伝わると言われる手延うどん。清冽な水、ミネラル豊富な塩、大陸からの乾燥した季節風、豊かな自然環境に恵まれた五島列島で、伝統製法によってつくられている。うどん麺としては細麺だが、のどごしの良さとコシの強さを持ちます
島原手延そうめん
島原の手延そうめんづくりは、400年近い歴史を誇ります。雲仙岳の麓のミネラルを含んだ硬水・良質の小麦・温暖で乾燥した気候などの素麺づくりに適した土地で、伝統を守り続けながら職人により手づくりされている
長崎カステラ
長崎を代表する西洋菓子で、約400年前にポルトガルから伝わりました
波佐見焼
16世紀末に始まり、江戸時代後期から染付と青磁の大生産地へと発展しました。茶碗や皿、徳利などの日用品が生産されている。特に白磁に藍色で唐草模様を筆で描いた厚手のくらわんか腕は、丈夫で割れにくく、日常食器として波佐見焼の代表です。国の伝統的工芸品に指定されています
★熊本
天草陶磁器
陶器は、性質の異なる釉薬の二重掛けの技法を用いた個性的な作品がつくられています。磁器は純度の高い天草陶石を使い、透明感のある純白のものや木灰釉による温かみある風合いが特徴。200年以上の歴史による高い伝統性と、斬新で感性豊かな個性的な作品が多いのが特徴です。国の伝統的工芸品に指定されている
球磨焼酎
熊本県人吉(球磨)地方で製造された焼酎で、戦国時代に伝わったと言われています。米のみを原料として人吉球磨の地下水で仕込んだもろみを蒸留した焼酎です。1995年に地理的表示の産地指定を受け、スコッチやバーボンなどと並んで世界的なブランドになりました
小代焼
江戸時代初期の1632年、細川藩主・細川忠利が肥後に移った際に帯同した陶工・源七と八左衛門らが、小岱山麓に登り窯を開いたのが始まり。細川藩の御用窯として茶陶・日用雑器がつくられていました。上釉は藁灰・木灰・長石を使い、流し掛けの技法が特徴です。国の伝統的工芸品に指定されています
朝鮮飴
求肥(ぎゅうひ・和菓子の材料のひとつ)に水飴と砂糖を混ぜて練り上げて固めた菓子です。1590年頃には既に熊本でつくられていたらしい。加藤清正が朝鮮出兵の際に保存食として用いた事から、朝鮮飴と呼ばれている
晩白柚(ばんぺいゆ)
ミカン科の果物であるザボンの一種で、柑橘類の王様とも呼ばれています。2kg以上に育ち、直径25cmになるものも珍しくありません。台湾の白柚に似ており、晩生であることから晩白柚と名付けられました。香りがよく、鼻を近づけると、やんわりとした甘酸っぱい香りがします。果汁は少ないですが果肉はサクサクとした歯ざわりで、よく熟したものは甘みと酸味のバランスに優れています。1ヶ月くらい置いておけるほど保存性が高いのも特徴です
★大分
安心院ワイン
安心院町は、西日本有数のぶどう産地であり霧深い盆地です。この地特有の温度差の激しい気候を活かし、巨峰やピオーネなど良質のブドウが栽培されています。そのぶどうを原料に製造されているのが安心院ワイン。ワインは原料のブドウを育む風土からの大きな贈り物です
臼杵煎餅
江戸時代に、臼杵藩が参勤交代用の食糧としてつくった保存食が始まりとされている。小麦粉・砂糖・鶏卵の生地の煎餅に、臼杵特産の生姜と砂糖を混ぜ合わせた蜜を塗り焼き上げた焼き菓子です
大分しいたけ
質・量ともに国内トップクラスを誇る大分の代表的な特産物。櫟原木を使用しているため、香り高く大型で肉質は豊か♪
大分麦焼酎
麦麹と麦を原料にした麦100%が特徴で有名な大分県の麦焼酎は、口当たりが軽く癖がなく、甘みのあるタイプが多いのが特徴です
車えび
国東半島の北東に位置する姫島周辺で漁獲される大分の特産で、最高級魚の一つです。自然に恵まれた周防灘で育った車えびは、活きが良く身も引き締まっている。旬は7〜12月で、活きづくり・天ぷら・塩焼きなど様々な料理が楽しめます
関あじ
太平洋の黒潮と瀬戸内海の潮がぶつかりあう荒波に揉まれたアジは、身が引き締まっており、高級魚として市場で人気を集めている。一本釣りで漁獲されるのが特徴です
豊後牛
きめ細かい霜降りと、柔らかくとろける様な味わいが特徴で、その品質は長年高い評価を受けてきました。消費者に安心して食べてもらえるように、生産履歴の証明である豊後牛肉通行手形を発行しています
別府竹細工
室町時代に行商用の籠を作ったのが始まりとされています。江戸時代には、別府温泉の客が滞在中に使う台所用品や土産物としてつくられるようになり発展しました。国の伝統的工芸品に指定されています
柚子胡椒
大分県の特産品で、日田市の発祥とされています。柚子胡椒とは、唐辛子と柚子の皮を細かく刻み塩をすり合わせ熟成させた調味料です。九州の一部では唐辛子のことを胡椒と呼び、柚子胡椒の名の胡椒とは唐辛子のことです。香りと辛みに特徴があり、鍋料理や刺身の他、鶏・うどん・湯豆腐などにもよく利用されます
★宮崎
完熟きんかん
きんかん(金柑)はミカンの一種で、皮ごと生で食べれます。選別された果実のみを温室内でじっくりと熟すことで、甘くて大きなきんかんになる。完熟きんかんとは『たまたま』とも呼ばれ、開花後210日を目安に完熟させて収穫したもののうち、糖度16度以上で直径2.8cm以上のものです。さらに糖度18度以上、直径3.3cm以上のものは最高級品であり『たまたまエクセレント』と呼ばれる
完熟マンゴー【太陽のタマゴ】
樹上で完熟させ自然落下したものを、ひとつひとつにかけたネットでキャッチし収穫。基準を満たした完熟マンゴーの中から、さらに糖度15度以上、重さ350g以上、赤身のある外観に優れた最高級品を『太陽のタマゴ』ブランドで出荷しています
日向夏
江戸時代、庭先に育っているいのを偶然発見された宮崎県原産の柑橘。外皮を薄く剥いてから、甘みのある白皮と果汁のつまった果肉を一緒に食べると、独特の風味が味わえます
本格焼酎
芋・麦・米・蕎麦など、その土地で産する原料を使って醸造される。本格焼酎は乙類に属し、素材の持つ個性豊かな風味・本物志向が持ち味です
★鹿児島
黒糖焼酎
焼酎の製法は約500年前にタイから沖縄を経由し奄美地方に伝わったとされています。奄美では、主要農産物のさとうきびから取れる黒糖を使用し、黒糖酒がつくられている。黒糖を原料とする焼酎製造は、奄美諸島でのみ認められています
かごしま黒豚
鹿児島県の養豚の歴史は約400年続いているという。さつまいもを原料として与えており、肉質の向上やビタミンEが多い効果があります。歯切れがよくやわらかで、脂肪部分にも十分な旨味があるのが特徴。出荷時には、生産者名・出荷年月日・証明書番号の「かごしま黒豚証明書」が発行されている
かるかん
鹿児島を代表する蒸し菓子で、江戸時代から製造されています。山芋・砂糖・うるち米を荒挽きした粉を使用し、水を加えてふっくらと蒸しあげる
桜島大根
19世紀初めから世界最大の大根として有名な桜島大根。火山灰土質や温暖な気候で元気に育った大根は、みずみずしく肉質の柔らかい甘みのある大根になります。根には、ビタミンCやジアスターゼなどの消化酵素が豊富に含まれている
薩摩焼酎
鹿児島県産のサツマイモを使用し、製造から容器詰めまでの全工程が鹿児島県でおこなわれます。鹿児島の芋焼酎の歴史は、17世紀後半にサツマイモが伝わったことから始まりました。サツマイモの栽培の広まりとともに、薩摩藩が芋焼酎の製造を奨励したことで急速に拡大。現在は代表銘柄だけでも100種類を超える本格焼酎の産地となっており、2005年には地理的表示の産地指定を受けスコッチやバーボンと並んで世界的ブランドになりました
薩摩焼
白薩摩と黒薩摩があり、白薩摩は象牙色の肌に細かい貫入が入り、繊細華麗な錦手や金襴手の上絵、成功な透彫が施されます。黒薩摩は漆黒の光沢で、素朴で剛健さがあり、庶民の生活の道具として使われてきました。江戸時代末期には欧米の人々から高く評価され、多くの薩摩焼作品が輸出されました。国の伝統的工芸品に指定されています
種子はさみ
1543年、種子島に鉄砲ととも伝わった洋式鋏の柄の部分に、和式鋏の様式を取り入れて左右対称の形にした鹿児島県伝統工芸品。種子島は良質の砂鉄に恵まれ製鉄技術の発達した島であったため、ちょうど良い重量感と切れ味に優れたはさみが生まれました。特徴的なのはワカシツケと呼ばれる鋏の刃造りで、軟鉄に鋼をのせる日本刀造りの技法が使われています
種子包丁
種子島には鉄砲伝来以来の鍛冶の歴史があり、種子包丁には刀鍛冶の伝統技術が活かされている。切れ味鋭い包丁で、日常品としてだけでなく土産品としても需要があります
刀剣
鎌倉時代からの歴史がある鹿児島県伝統工芸品。薩摩には一の太刀のみで相手を倒すという必殺の剣法・示現流があり、刀も実践面の機能が重視されている。戦後は芸術品として注目されるようになりました
福山黒酢
霧島市福山で、江戸時代からの製法を守ってつくられている壺づくりの純米黒酢。アマン壺と呼ばれる薩摩焼の壺の中で、蒸し米と麹・天然の湧き水だけを原料に1年以上じっくりと発酵・熟成して出来上がります。熟成の過程で、酢の色は深みのある琥珀色に変わる
本場奄美大島紬
古代染色の梅染・桃染の技法、それに奄美大島独特のテーチ木と泥土を用いた特殊な染色法を加えた高級純絹の手織物。軽くて暖かく、着るほどに馴染むことから特に女性に人気です。製品にはすべて地球のマークと本場奄美大島の文字が織口に織り込まれ、かつ地球印の商標も必ず貼られている。また、泥染には泥染証紙、草木染めには草木泥染証紙を別に貼り、本場奄美大島紬であることが証明されています
枕崎ぶえん鰹
近年開発された、一本釣りしたカツオを船内で生きたまま瞬間冷凍し水揚げするブライン凍結一級品のカツオ。枕崎では江戸時代の1707年に鰹節の製造法が伝えられたという記録があることから、当時からカツオが獲られていた様子がわかる
屋久島たんかん
高温を好む亜熱帯性柑橘類で、ミカン属・タンゴール類の一種。明治39年に台湾から導入されました。ビタミンCがミカンの2倍と豊富で、とってもジューシー♪酸味は少なく濃厚な甘さがあります
山川漬
500年以上の歴史を持つ大根の漬物。豊臣秀吉の朝鮮出兵時にも山川港で船積みされたといわれています。秋から冬に育った大根を、極寒の時期に畑にやぐらを組んで、泥つきのまま干し冷たい風にさらす。その後、水分の抜けた大根を軽く洗い、天日干しした後に塩をかけ大きな瓶に漬け込んで半年ほど自然発酵させる。風味・歯切れ・光沢の良い漬物として根強い人気があります
逸品〜VIP名産品〜
ご当地グルメ&名産品市場